こんにちは。 紅葉も日に日に深まり、すっきりした空気に包まれています。 ガーデナーは毎日、霜予報とのにらめっこ。 出来ればやりたくはない『霜よけ対策』。 朝の最低気温が5℃を下回り、晴れの予報だと、霜が降りるリスクが高くなります。(放射冷却というやつです。) ラ・カスタのガーデンは、ガーデン営業最終日までお客様になるべくたくさんの花を見ていただくために、 「明日の朝、霜が降りそうだぞ。」という夕方に、『布かぶせ大作戦』を行います。 花壇を、大きな大きな不織布で覆うのです。
こんなふうに。


この作業が、閉園まで何度か繰り返されます。 最終日まで、花色の残る景色を見ていただくのが、私達のガーデンの方針です。 一年草もたくさん植栽しているエリアがありますので、霜がダイレクトに降りると、 葉や花が溶けるように茶色くなってしまうのが難点。 宿根草ガーデンは、枯れ行く立ち姿もとても美しいのですが、一年草は寒さに弱いため、 美しく枯れることがなかなか出来ないのです。 なので、せっせせっせと霜よけです。 そんな努力の甲斐あって、毎年、冬期休業日の前日まで美しく保たれているのです。
ただ、霜よけにも限度がありますので、ハボタンへの植え替え作業も着々と進めています。 閉園日の水曜、大規模な植え替え作業を行いました。 ウォーターガーデン前の花壇は、マリーゴールド、ジニア、ケイトウなどの夏~秋の花々から、 大量のハボタンへ!
さあ、植え替えるぞ。

まだ、こんなに綺麗だけれど…、思い切って!




ハボタンもりもり。
ストック、白妙菊、アリッサムも植えて。


これからが、ハボタンの美しさが発揮される時期。
さて、今年のガーデナー達は遊び心を持って秋を楽しんでいました。



お次は秋の実り、ラ カスタ ガーデンバージョン。

ただ並べるだけで、可愛くなりますね。 いろいろなバージョンを作りたくなってしまいます。 秋は、こんな楽しみもいいですよね。

さて、ガーデンは朝夕の寒さのスパイスも効いてとても美しい時。 今年のガーデン最終営業日は11/11(日)です。







秋空は高く青く澄んで…、

あ、飛行機だ!

晩秋のガーデンでお待ちしております。
