春は名のみの 2025/3/29
- s-fukushima878
- 3月29日
- 読了時間: 2分

こんにちは。ラ・カスタ ガーデンのガーデナーです。
先日まで、外仕事をすると少し汗をかくような陽気でしたが、
また冬に逆戻りしてしまいました。
今朝、外を見ると、雪が降っていて、
まだ冬が後ろ髪を引っ張っていると感じました。
春は名のみの風の寒さや…
の歌い出してはじまる有名な曲「早春賦」は、
吉丸一昌が、ここ大町市から安曇野一帯の早春の情景をうたった歌詞で、
とても素敵な曲です。
興味があったらYouTubeなどで聴いてみてほしいです
↓歌詞()内は現代語訳
春は名のみの風の寒さや(春とは名ばかりの風の寒さだ)
谷のうぐいす歌は思えど(うぐいすは歌おうと思うけれど)
時にあらずと声もたてず(まだその時ではない、と声も出さない)
時にあらずと声もたてず
氷融け去り葦はつのぐむ(氷は解け葦(あし)は芽吹く)
さては時ぞと思うあやにく(もう春が来たかと思ったがあいにく)
今日も昨日も雪の空(今日も昨日も雪の空だ)
今日も昨日も雪の空
春と聞かねば知らでありしを(春だと聞かなければ知らなかったのに)
聞けばせかるる胸の思いを(春だと聞いてしまったから気がはやる)
いかにせよとのこの頃か(この気持ちをどうしたらいいのだろう)
いかにせよとのこの頃か
↑
こんな歌です。
早く春がきて欲しいけれど、安曇野のこの早春もまたとても味わい深く美しいのだ、
と言っているようにも感じます。
さて、長くなりましたが、本日のガーデンの様子です。

雪が降った今朝
すっかり冬に戻りました

チューリップもびっくりです

かぐわしく上品な香りを放つ、ミツマタの花の上に雪の帽子

馬酔木(アセビ)の花も冷たそうです
温室では、柑橘類の花が咲き始めました

なんとも言えない良い香りです


柔らかく小さな葉っぱもどんどん展開してきました

レモンの新葉は、ちょっと赤みがあります

もう少し暖かくなったらアロマガーデンに運びます
2025年のガーデンオープンは
4月26日(土)に決定いたしました!
本格的な春の候、
植物たちとお待ちしております。
