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夏の果(ゲノハテ)

こんにちは。 黄色い透明セロファンを通してまわりを見ているような感覚になる季節。 秋は急にやってきます。 「昨日までは夏で、今日からは秋だ。」という見え方になります。 視覚的に、「はい、秋です。」 わたしの目は先日そう思いました。急に秋だ!と。

さて、このガーデンは、いくつものテーマガーデンで構成されているのですが、 ラ・カスタの特徴的なエリア、アロマガーデンを今日は少しご紹介いたします


①精油(エッセンシャルオイル)の原料になる植物と ②香りのする植物 のみを集めたガーデン。

今は、イランイランが開花し、辺りをエキゾチックな香りで包んでいます。


イランイラン豆知識。 学名:Cananga odorata(カナンガ・オドラータ) 和名:イランイランノキ 精油名:イランイラン 科名、属名:バンレイシ科イランイランノキ属 原産地:インドネシア、フィリピンなどの熱帯雨林 樹高:5~20メートルほど(ここ大町市では、冬は温室。寒さに耐えて、暖かくなったらまた葉を出し、 120cmほどのおちびちゃん。) 精油への利用部位:花


黄緑色で咲き始め、黄色く色づきながら咲き進みます。 ポトリと落ちる寸前の成熟した花は、より濃厚に香ります。

イランイランは、タガログ語で「花の中の花」という意味を持ち、 学名のodorataはラテン語で「非常に芳香のある」という意味です。

原産地の熱帯雨林ではどれほど濃厚な香りがするのでしょうか。 毎年イランイランが咲くたびに、熱帯雨林に想いを馳せます。 見上げるほど大きなイランイランに、数えきれないほどの花が咲き、 むせかえるように香りを充満させ、 雨が降って、熟した花びらは、近くを通る鮮やかな動物たちの頭上にポトポト降りそそぐ。

きっとそんな感じ。 いつか行くことがあるのでしょうか、熱帯雨林。

インドア派のKukka、インドネシアは一生妄想だけで終わりそうです。 インドアネシアです。

アロマガーデンの植物を一部ご覧ください。


ビターオレンジ。


ビターオレンジ(学名:Citrus aurantium)は、三種類の精油が採れます。 花からは「ネロリ」、果実からは「オレンジ」、葉からは「プチグレン」。 これはすごい!


アロマガーデンの横を歩くだけで、植物の芳香に包まれます。 お時間が許せば、植物の葉を指でこすって、それぞれが持つ芳香と魅力を感じていただけたらと思います。

精油は植物から抽出した100パーセント香りの成分です。 人は香りを嗅ぐと、0.2秒で自律神経に影響を与えるらしいです。 植物からのプレゼントは計り知れない。

私たちはたくさんの生きる力をもらっています。

さて、夏の果。


ウッドランドでは、どんぐりが園路に枝ごと落ちています。 これは、チョッキリ虫の仕業。 ハイイロチョッキリ(通称:チョッキリ虫)は、ゾウムシの仲間。 体長は7~9mm。つぶらな瞳。 長い口で、まだ果皮のやわらかい青いどんぐりのキャップ部分に穴を開け、そこに卵を産みます。 その後、またご自慢の長い口で、枝ごと「チョッキリ」と切り落とし、地上に落とします。 どんぐりの中で成長した幼虫→どんぐりから出る→土の中でさなぎになる→成虫になる→木に登る→どんぐりに穴開けて→卵産む→チョッキリする→・・・・・。 と命がつながっていくわけです。この生態もおもしろいですね。

園路に枝ごと落ちているどんぐりを見つけたら、チョッキリ虫の仕業です。

さて、ガーデンの花たちの様子です。


ダリアはやっぱり涼しくなってから本領発揮。 めきめき元気になってきました。


ハマナスの実はルビー色。


オレンジ色のクロコスミアは、遅咲き。 真夏に咲く、燃えるような赤の品種とは違い、優しくじっくりと咲きます。


このひまわり‘イタリアンホワイト’が咲き終わる時、 夏の暑さをすっかり忘れる頃でしょう。

朝夕の温度差で、花色もビビットになってきます。 ただ週間天気は、不安定。 また台風。

秋らしく晴れそうな、良き日を狙ってご来園くださいね。

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