秋の話し声が聞こえてくる今日この頃。 このあたりの人々は口々に言います。「お盆が過ぎれば、もう秋だね。」それは決まり文句のように毎年繰り返される会話。 心は、もう秋です。
景色も優しく黄色みを帯びています。 まるで、うすい黄色のセロファンを貼った眼鏡を、「今日からかけてね。」と渡されたかのように、急に。 そんな中、夏の終わりの花たちが、やっと自分の出番と嬉し気に咲いています。











「吾も亦(また)紅なりとひそやかに」高浜虚子 (訳:目立つ花ではないけれど、わたしもまた赤い花なのです。) と詠われた、控えめな花。 いえいえ、ご謙遜を。私の中では結構上位にランクインです。あなた素敵で目立っていますよ。とお伝えしたい。

ガーデンは、夏の余韻。 8/31までのイベント「夏色ラ・カスタ クール&アロマウィーク」も開催中。 晩夏と初秋の入り混じるガーデンでお待ちしております。





